英語ビジネスレベル最短への道 海外移住・海外就職ブログ

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リスニングできないと悩んでいる人へ

多忙すぎて記事を書く暇がありませんでした。

お久しぶりです。アポロです。

 

今日は英語についてのブログを書いてみたいと思います。

 

こんな経験はありませんか?

 

映画を見ていてネイテイブの言葉が理解できない、聞き取れない。でも字幕をつけたら実はすごい簡単な単語しかしゃべってなかった。

 

リスニングができない大きな理由の1つは、そもそもその言葉自体を知らない、ということがありますが、このケースはそれにはあてはまらないわけです。

 

内容を理解するだけの英語レベルはある、でも聞き取れない理由は

 

「認識している音が違うから」

 

です。

 

我々日本人は英語を認識するとき、自分の発音フィルターを通しています。

日本人でいうならカタカナ英語の発音です。

もしネイティブの人達が、カタカナ英語のように1語ずつはっきりと発音するなら、我々がリスニングできる量も劇的に違うと思います。

 

ただ英語はリズムやstressed word,unstressed wordがあり、ネイティブは複数の単語をくっつけてまとめて発音するため、我々が知ってる文章であっても聞き取れないのです。

 

例えば、

 

Where did you get it?

 

これはどのように発音しますか?

本来はよろしくないですが、分かりやすくするためにカタカナで表記します。

 

ウェァジュゲディ

 

です

 

この文章をウエアーディッジューゲットイットだと思っていたら多分聞き取れないでしょう。

 

ではなぜ音の認識にズレがあるのか。

人間は音を認識するときに、「自分が持っている音」のなかで一番近いものに置き換えて言葉を理解します。

 

英語の発音は日本語にはない音がたくさんあります。その発音を日本語の音に置き換えて認識した結果が、ウエアーディッジューゲットイットなのです。

 

だから非ネイティブの人話すときであっても、彼らは自分の母国語をベースにしたアクセントで発音するため、同じ言葉でも違った音で認識するので、聞き取れないことがあります。

 

シンガポールにいた時のことで今でも覚えているのは、Bird park が聞き取れなかったことです。

 

彼ら(中華系の場合)の発音だと、

 

バッパッ

 

と聞こえます。

何度バッパッと言われても理解できなかったのが印象深いです。

 

これも音の認識のズレによる問題です。

こちらが想定しているネイティブ発音のBird parkもしくはカタカナ英語のバードパークのどちらかに近い音であれば認識できたはずですが、そのどちらにもあてはまらないので、聞き取れなかったわけです。

 

シンガポールに引っ越した当初は苦労しましたが、アクセントは慣れで解消されるので心配ないです。

 

長くなりましたが、どうすればネイティブの発音を聞き取れるようになるのか。

 

それはネイティブと同じ発音ができるように訓練することです。

 

自分が出せない音だから認識できないのであって、自分が出せるようになれば少しずつ認識できるようになってきます。

 

だから発音練習はリスニングにも有効なのです。

 

外国人と話して聞き取りができなくても、落ち込まないでください。声が小さいとか、訛りがすごいとか、相手側に問題があることもあるので。

 

自信を失うことは英語を話す上で大きな障害となります。

実体験したことですが、これについてはまた後日書きます。